大きくなると新しいことができるようになったという経験はだんだんと少なくなっていくように思いますが、幼児期の子どもたちは日々の活動の中でいろいろなことを学び、身に付けていきます
特に年少さんの活動を見ていると日々の変化は大きく感じられることがあります
こちらは朝の会
話を聞く姿勢もしっかりできるようになりました
いつもは年少(3歳)のももさんだけでやる体操
今日は年少少のすももさんから「やってみたい!!」という声がでました
そのやる気の芽をつぶさぬよう、すももさんも今日は一緒に体操に挑戦です
最初はなにがはじまるのかあまりわかっていないお友だちでも、その場の雰囲気やまわりの友達の動きに促されて自然と活動に入っていきます
最初はみようみまね
でもいろんなことを覚えるのって真似することから始まることが多いんですよね
柔軟もまだまだ上手にはできません
でも真似することを楽しみながら活動に取り組む様子がとてもかわいく、その積極性から今後への期待が持てますよね
昨日できなかったことが今日できるようになる
幼児期は本当にそういう場面に多く出会える時期です
達成感を味わうということがやる気を生み出すのはよくわかりますが、それだけでなく、できたことがうれしい!これっておもしろい!って感じることが活動へのよいサイクルとなっていくんでしょうね
お部屋に戻ったら今度は製作の時間
なにかを作る活動はもちろんみんな大好きです
今日はスタンピングに挑戦
みんなできれいな季節のお花を咲かせてあげましょう
なにかわかりますか?
ヒントはカタツムリさん
みんなで一緒にノリを使って貼ります
手はべとべと…
でもそんなのちっとも気にしません
いろんな色に触れ、色を使って表現できることを楽しむこと
ノリのべとべとした感触を手に感じながら全身の感覚を研ぎ澄ましていくこと
楽しい活動も子どもたちにとってはいろんなことを知り成長していく機会になっているのでしょうね
今日はこんなことができるようになりましたよ!
幼稚園の職員の間では日々そんな会話が繰り広げられています
すももさんもトイレトレーニングを始めてみたり、日々いろんな変化や成長が見られ、それを楽しみに過ごしていますよ
ぜったいできる!という思いでどんどんチャレンジしてもらい、子どもたちの可能性を広げていきたいと思います